金属判別ガイドブック
オンライン


X線金属分析器 浦野商事

金属判別ガイドブック オンライン

ハンドヘルド蛍光X線分析器が日本でも利用されるようになったのは90年代後半です。発売当初と比べると分析器の性能も飛躍的に向上し、判別できるスクラップや鋼材の種類は飛躍的に増えました。しかし、同時に製造される金属も多様化し、異材混入による歩留まり低下が問題視されるようになりました。本サイトでは100種類を超える金属の判別方法を紹介しています。

使用機材は弊社が販売する日立ハイテクアナリティカルサイエンス社製X-MET8000をもとに、浦野商事で日本向けに感度をチューニングし、オリジナルで作成した鋼材データベースを搭載させています。材質名の日本語化や判別マッチングを最適化し、現場に優しい仕様に改良しています。鋼材データベースにはJIS規格以外にも流通しているメーカー開発合金も可能な限り追加し、正しい鋼材名で識別できるようにしました。特にリサイクル現場でNGとされる不要元素を含んだ合金や、代替される省エネ合金を定期的に追加しています。本サイトで紹介している金属の多くはお客様に頂いたスクラップや、市中で利用されている鋼材です。

本サイトの目的は、浦野商事リサイクル事業部の「スクラップ原料の品質向上で日本の資源循環を促進する」をモットーに、日本全国のリサイクラーと金属スクラップの判別方法を共有することです。金属リサイクルの歩留を向上させるためにはスクラップの仕分けを適切に実施し、原料の品質向上が必須です。またスクラップの発生工場では鋼材の成分チェック、PMI検査、異材混入の防止策が要求されます。分析器でスクラップの品質と信用を高め、皆様のビジネスの一翼を担えれば幸いです。

  • X-MET8000オプティマム(軽元素モデル:36元素)

日立ハイテク アナリティカルサイエンス社製


ステンレス鋼 オーステナイト系
・SUS200 ・SUS201 ・SUS301 ・SUS303 ・SUS304 ・SUS304L ・SUS305 ・SUSXM7
・SUS315J2 ・SUS316 ・SUS316L ・SUS316L低Mn ・SUS309 ・SUS310S ・SUS312L ・SUS317L
・SUS904L ・Alloy20 ・Nitronic50/SUSXM19 ・SUS321 ・SUS347 ・SUS384 ・SUSXM15J1 ・SUH31
・SUS836L
クローム系
・SUS403 ・SUS405 ・SUS410 ・SUS420J2 ・SUS430 ・SUS440 ・FW1 ・FW2 ・SUS425/429
・SUS430J1L ・SUS436L ・SUS443J1 ・SUS444 ・SUS430Ti/SUS439L
二相系と析出硬化系
・SUS329J3L/S31803 ・SUS329J4L ・S32101 ・S31260 ・S32750 ・S39274 ・SUS630

銅合金 ・上銅 ・リン脱酸銅 ・テルル銅 ・クロム銅 ・スズ入り銅 ・鉄入り銅 ・鉄ニッケル銅 ・マグネ銅 ・チタン銅
・鉛銅 ・シリコンマンガン銅 ・MX96 ・コルソン

・丹銅 ・セパC2600 ・セパC2700 ・コーペルC2800 ・真鍮C3604 ・真鍮C3771 ・真鍮C3710 
・ビスマス黄銅 ・ネーバル黄銅 ・高力黄銅 ・エコブラス

・砲金BC6 ・砲金BC3 ・ビスマス青銅 ・ビスマスセレン青銅 ・アルミ青銅 ・鉛青銅 ・ローズブロンズ

・リン青銅KLF5 ・リン青銅C5111 ・リン青銅C5102 ・リン青銅5191 ・リン青銅5212 ・リン青銅C5240
・快削リン青銅C5341

・白銅 ・洋白銅 ・ベリリウム銅25合金 ・ベリリウム銅7合金 ・ベリリウム銅11合金 ・ベリリウム銅50合金
アルミ合金 ・A1000 ・A1070 ・A1050 ・A1100 ・A1200 ・A8079
・A2014 ・A2017 ・A2024 ・A2219 ・A2011 ・CB156 ・CB256
・A3003 ・A3004
・A5052 ・A5056 ・A5083 ・A5182
・A6063 ・A6061 ・A6262 ・GT209 ・A6111 ・プリウスボンネット
・A7075 ・A7050 ・A7N01 ・A7005
・AC2B ・AC4A ・AC4C ・AC8A ・ADC12 ・ADC6
ニッケル合金 ・インコネル600 ・インコネル601 ・インコネル617 ・インコネル625 ・インコネル718 ・IN713
・GTD111 ・MGA2400 ・インコネルX750
・ハステロイC276 ・ハステロイX ・ハステロイB2 ・ハステロイG3 ・MAT21 ・ハステロイC22
・ハステロイC2000
・パーマロイPB ・パーマロイPC1 ・パーマロイPC2
・コバール ・インバー ・快削インバー ・スーパーインバー ・快削スーパーインバー ・コンスタンタン
・クロメル ・アルメル ・Nimonic75 ・インコロイ800 ・インコロイ825 ・モネル400 ・モネルK500
チタン合金 ・CPチタン ・チタンパラジウム ・6-4チタン ・3-2.5チタン ・15-3-3-3チタン ・形状記憶合金
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ステンレス鋼

オーステナイト系ステンレス

SUS200
最近よく出回っているSUS304の低級品。キッチン用品などに幅広く使われている。成分はSUS201に似ているがニッケルは1%、マンガンが10%以上の高マンガンステンレス鋼である。中国やインドからの輸入材が多く、磁石では判別できない。
Fe 70%, Cr 15%, Mn 10%, Ni 1%程度
SUS201
ニッケル節約型の200系ステンレス。その代わりにマンガンを多く入れている。SUS304と同様のオーステナイト系ステンレスであり、サビにくく磁石の引きも弱い。厨房用品に多く使用されているが、最近はSUS200が多く出回り201すら少なくなってきた。
Fe 70%, Cr 16%, Mn 6%, Ni 4%
SUS301
よく見かけるニッケル7%のステンレス。SUS304よりも耐食性に劣るため腐食が早い。そのためクレームが来て初めてSUS301であったと気づくことが多い。バネ材に多い。
Fe 70%, Cr 17%, Ni 7%
SUS303
SUS304に硫黄を添加して削りやすくしたステンレス。油分が残っているSUS304を分析すると硫黄を検出してSUS303と誤認をする。気になる場合は研磨すること。SUS304よりもニッケルが少し多い傾向がある。
Fe 70%, Cr 18%, Ni 8.5%, S 0.2%
SUS304
オーステナイト系ステンレスの代名詞といえるSUS304。磁石は引かないと思われているが曲げ加工、ネジやワッシャーなどは磁性を持たせて生産することも多いため磁石では完全に判断はできない。銅が多く入っている輸入材もあるため注意。ニッケルは8~8.2%程度。鋳鋼だとSCS13に相当する。
Fe 70%, Cr 18%, Ni 8%、Cu 0.5%以下
SUS304L
SUS304の炭素量を少なくして耐食性を上げたステン。携帯型X線分析器は炭素の検出は不可能だがL材はニッケル量が多いため、SUS304とSUS304Lの識別は高精度で可能である。ニッケルは9%付近であり304より1%程多い。鋳鋼だとSCS19に相当する。

Fe 70%, Cr 18%, Ni 9%
SUS305
SUS304よりも硬くて丈夫なステン。炭素とニッケルがSUS304よりも多く含まれているのでスクラップ評価額は高い。304よりも磁性を持ちにくいため磁石に引かない。あまり見かけないがドリルネジに使われている。
Fe 70%, Cr 18%, Ni 11%
SUS XM7
SUS304に銅を3%以上入れたステン。銅を入れると冷間加工がしやすく、さらに磁性もないため小ねじによく使用される。銅が3%含まれているためスクラップ原料としてSUS304で出荷するのはNG。SUS304の受入基準は銅が0.5%以下である。
Fe 70%, Cr 18%, Ni 9%, Cu 3.5%
SUS315J2
SUS304にシリコンを3%、銅を2%入れた高シリコンステン。XM15に似ているが銅が多めに入っているのが特徴。温水機器やステンレス鋼管に使われる。銅が多いのでSUS304への混入はNGである。
Fe 70%, Cr 18%, Ni 12%, Si 3%, Cu 2%
SUS316
SUS304に次ぐオーステナイト系の代表格。それゆえ派生鋼材も多い。SUS304系との違いはモリブデンが入っていること。モリブデンチェッカーでも識別可能。ニッケルは10~10.2%程度。鋳鋼品だとSCS14に相当する。
Fe 70%, Cr 16%, Ni 10%、Mo 2%
SUS316L
SUS316の低炭素材。SUS316よりも熱に強く耐食性も高く、加工性も良い。L材はニッケルが多いので、X線分析器でもSUS316とSUS316Lの識別は高精度で可能。ニッケルは12~12.5%ほど。鋳鋼だとSCS16に相当する。
Fe 70%, Cr 16%, Ni 12%、Mo 2%
SUS316L 低Mn
半導体に使用されるSUS316L材。スーパークリーンステンレスと呼ばれ、高温化で汚染の原因となるマンガンを少なくしている。ニッケルも通常のSUS316Lよりも多い。クラスA, B, Cの3段階がある高級材。
大同特殊鋼スーパークリーンステンレス
Fe 65%, Cr 17%, Ni 14%, Mo 2%, Mn少
SUS309
ボイラー、排ガス、加熱炉に使われる耐熱鋼で本来はSUH309。発生クズは高温化での腐食が激しくグラインダーで研磨しないと正確な分析値はでない。よくSUS310Sと間違われるがSUS309のほうがニッケルが少ないため評価額は低い。Fe 60%, Cr 22%, Ni 14%
SUS310S
ラジアントチューブでおなじみのSUS310S。本来はSUH310で309系と同じくボイラー、排ガス、加熱炉に使われる耐熱鋼。プラント工場からの解体スクラップに多く、黒サビが特徴的である。
Fe 55%, Cr 25%, Ni 20%
SUS312L
モリブデンが多く塩素に強い高耐食ステン。塩水を使う化学プラントからの発生が多い。254SMO、NSSC270やNAS185Nが有名。なかなか出会わない高級材なので見つけると嬉しい。
Fe 55%, Cr 20%, Ni 18%, Mo 6%
SUS317L
SUS316Lの上位ステン。クロム、ニッケル、モリブデンが316Lよりもちょっと多く酸に強い。プラント工場のネジ、ワッシャーによく使用される。
Fe 60%, Cr 18%, Ni 14%, Mo 3%
SUS904L
硫酸やリン酸を扱うプラントで使われる高耐食ステンレス。SUS890Lと同等の化学成分。プラント発生クズ以外からはほとんど見れないが、ロレックスのケース、ベルトに使われる。
Rolexコメ兵ページ
Fe 50%, Cr 20%, Ni 23%, Mo 4%
Alloy20
硫酸やリン酸への耐腐食性が高くニッケルを35%も含むステン。ステンレスとニッケル合金の中間的な存在。別名カーペンター。
Fe 50%, Cr 20%, Ni 32%, Mo 2%
Nitronic50/XM19
SUS316に化学成分は似ているがこちらのほうが耐腐食性が高く、氷点下でも磁化しない寒さに強いステン。最近では高圧水素ステーション用に使用されている。最大の特徴はマンガンを5%も含んでいること。
Fe 55%, Cr 22%, Ni 11%, Mo 2%, Mn 5%
SUS321
SUS304にチタンを添加して耐食性をアップしたステンレス。
Fe 70%, Cr 18%, Ni 9%, Ti 0.3%
SUS347
SUS304にニオブを添加して耐食性をアップしたステンレス。高温化でクロム炭化物ができるのを防ぎ、粒界腐食を防ぐためにニオブを入れる。SUS321のニオブ版といえる。ニオブが入っているのでスクラップ原料としてはNG。
Fe 70%, Cr 18%, Ni 9%, Nb 0.5%
SUS384
ニッケルを18%含んでいるステンレス。小ねじに使用されている。ニッケルが多いのでスクラップ評価額は高いが、珍しいステンなので単品で集められるかは疑問。
Fe 65%, Cr 15%, Ni 18%
SUSXM15J1
SUS304のニッケルを増やし、シリコンを添加して腐食割れを防ぐ塩水に強いステンレス。ニオブも添加して粒界腐食にも強い。SUS310Sの省エネ合金として使われている。ニオブが入っているのでスクラップ原料としてはNG。
NSSC技術サイト
Fe 60%, Cr 18%, Ni 13%, Si 4%, Nb 1%
SUH31
耐熱温度1150℃という高温化でも使用できる耐熱鋼。ニッケル濃度はSUS309と同等だが、タングステンを添加した珍しい鋼種である。ステン原料としてはタングステンが入っているので良くないと思われる。
Fe 70%, Cr 14%, Ni 14%, W 2%
SUS836L
海水にも耐える高耐食スーパーステンレス。沿岸部の水門などに使用されている。
Fe 45%, Ni 25%, Cr 22%, Mo 5%
小見出し
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クローム系ステンレス

SUS403
12クロムのマルテンサイト系ステンレス。工具やブレードに使用されている。化学成分はSUS410とほとんど変わらない。
Fe 85%, Cr 12%
SUS405
13クロムのフェライト系ステンレス。機械部品などに広く使用されている。化学成分はSUS410とほとんど変わらないが溶接性を上げるためにアルミを微量添加している。
Fe 85%, Cr 13%, Al 0.2%
SUS410
13クロムのマルテンサイト系ステンレス。機械部品に広く使用されている。SUS410F、SUS410J1、SUS416など鉛、硫黄、モリブデン、セレンなどを添加した派生鋼種がある。
Fe 85%, Cr 13%
SUS420J2
13クロムのマルテンサイト系ステンレス。キッチン用品など幅広く使用されている。化学成分はSUS410とほとんど変わらないが炭素量が多い。そのため焼入れ焼戻しで高強度が得られる。
Fe 85%, Cr 13%
SUS430
16クロムのフェライト系ステンレス。耐食性が良いのでキッチン用品によく使用されている。SUS304を使うまでもない場所に多い。鉛などを添加した派生鋼材も多いので注意。
Fe 82%, Cr 16%
SUS440
16クロムのフェライト系ステンレス。SUS430系よりも炭素が多いので耐摩耗性に優れ、硬い。そのため軸受けやベアリングに使用される。鉛などを添加した派生鋼材もあるため注意が必要。
Fe 82%, Cr 16%
フォワード鋼 FW1
14クロムのフェライト系ステンレス。NSSCの開発合金でSUS304の省エネ合金。加工もしやすく耐食性も良い。非常に優秀なステンだがスズとニオブを添加しているのでリサイクルが難しい。
Fe 82%, Cr 14%, Sn 0.2%, Nb 0.15%
フォワード鋼 FW2
17クロムのフェライト系ステンレス。NSSCの開発合金でFW1の上位鋼材。非常に優秀なステンだがスズとニオブを添加しているのでリサイクルが難しい。
NSSC FWページ
Fe 82%, Cr 17%, Sn 0.2%, Nb 0.15%
SUS425/429
14クロムの自動車用ステンレスで排気管に使用されている。熱、雨、排ガスに強い。マフラーなどに使われるクロームステンはモリブデンやチタン、ニオブなどを添加しているものが多い。そのためリサイクル原料としての歩留まりは悪く混入には注意が必要。
Fe 82%, Cr 14%, Nb 0.5%
SUS430J1L
19クロムの自動車用ステンレスで排気管に使用されている。銅とニオブを添加している。そのためリサイクル原料としての歩留まりは悪く混入には注意が必要。
Fe 80%, Cr 19%, Nb 0.5%, Cu 0.5%
SUS436L
17クロムの自動車用ステンレスで排気管に使用されている。モリブデンとチタンを添加している。そのためリサイクル原料としての歩留まりは悪く混入には注意が必要。
Fe 80%, Cr 17%, Mo 1%, Ti 0.5%
SUS443J1
21クロムのステンレスでSUS304の代替品。建材、厨房、物干し竿など幅広く使用されている。銅とチタンを添加しており、SUS430Tiの上位バージョン。混入には注意。
JFE443J1Lページ
Fe 78%, Cr 21%, Cu 0.4%, Ti 0.3%
SUS444
19クロムのステンレスで貯水タンクに使用されている。モリブデン、ニオブ、チタンを添加している。そのためリサイクル原料として混入には注意が必要。
Fe 78%, Cr 19%, Mo 2%, Nb 0.2%, Ti 0.2%
SUS430Ti / SUS439
17クロムのフェライト系ステンレス。SUS430にチタンを添加して耐食性を高めたもの。自動車のマフラーに使用されている。
JFE439L技術サイト
Fe 81%, Cr 17%, Ti 0.3%
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二相系ステンレス 析出硬化系

SUS329J3L / S31803
貯水槽や海水用装置に使われる汎用二層ステンレス。SUS304やSUS316タンクの置き換えで利用される。
Fe 65%, Cr 23%, Ni 5%, Mo 3%
SUS329J4L
貯水槽や海水用装置に使われる汎用二層ステンレス。ニッケルが少し多いSUS329J3Lの上位鋼材。
Fe 65%, Cr 23%, Ni 6%, Mo 3%
S32101
貯水タンクに使われるリーン二層ステンレス。二層系の中でもニッケルを少なくし、マンガンを多く添加した省エネ合金。類似鋼種にSUS821L1やNSSC2120がある。
Fe 70%, Cr 21%, Ni 2%, Mn 数%
S31260
海洋系に使われるスーパー二層ステンレス。ニッケルやモリブデンが多く海水環境に強い。
Fe 60%, Cr 25%, Ni 7%, Mo 3%
S32750
海洋系に使われるスーパー二層ステンレス。ニッケルやモリブデンが多く海水環境に強い。
Fe 60%, Cr 25%, Ni 7%, Mo 3%
S39274
海洋系に使われるスーパー二層ステンレス。ニッケルやモリブデンが多く海水環境に強い。
Fe 60%, Cr 25%, Ni 7%, Mo 3%
SUS630
熱処理によって硬さを変える析出硬化系ステンレス。銅とニオブを添加しているのが特徴。似たものにSUS631がある。
Fe 75%, Cr 15%, Ni 4%, Cu 3%, Nb 0.3%
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銅合金

X線金属分析器 SUS316
X線金属分析器 インコネル
X線金属分析器 真鍮
X線金属分析器 伸銅
X線金属分析器 SUS316
純銅C1100

無酸素銅OFCやタフピッチ銅。純度は銅99.9%以上で上銅と呼ばれる。パイプや打抜き材、ブスバーなど様々ある。銅スクラップには鉄粉が付着してることが多いため、研磨して分析したほうが良い。スズや鉄を添加した合金もあり、厳密には仕分けすべき。

X線金属分析器 SUS316
リン脱酸銅C1220
リンで脱酸した純銅。リンの濃度でC1220やC1221など違いがある。空調配管によく使用されている。上故銅パイプの多くはリン脱酸銅である。
Cu 99.9%, P 0.02%
X線金属分析器 SUS316
テルル銅
削りやすくするためテルルを添加した銅。放電加工用電極や溶接チップに使用されている。汎用の分析器はテルルを検出できない仕様なので、純銅と勘違いされて混入することがある。
※Teが検出できるようカスタマイズしてます。
Cu 99.5%, Te 0.3%
X線金属分析器 SUS316
クロム銅
スポット溶接のチップに使われるクロム銅。荷姿と色で純銅との違いは分かる。ジルコニウムを添加したクロムジルコニウム銅もある。コンタクトチップや電極キャップには注意しよう。
Cu 99%, Cr 1%
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X線金属分析器 SUS316
X線金属分析器 インコネル
X線金属分析器 真鍮
X線金属分析器 伸銅
X線金属分析器 SUS316
スズ入り銅
純銅にスズを0.15%添加した耐熱条。電子部品の端子によく使用されている。色だけでは純銅との違いは見抜けない。三井住友のSNDC、古河電工のEFTEC-3、三菱伸銅TAMAC2をよく見かける。
SNDC技術サイト
Cu99.8%, Sn 0.15%
X線金属分析器 SUS316
鉄入り銅C192
純銅に鉄を0.15%添加した高導電耐熱合金。電子部品のリードフレームによく使用されている。神戸製鋼のKFC、三菱伸銅のTAMAC4がある。
三菱マテリアルTAMACシリーズサイト
Cu 99.8%, Fe 0.15%
X線金属分析器 SUS316
鉄入り銅C194
純銅に鉄を2.3%添加した高導電合金。ICのリードフレームに使用される。鉄が多いため磁石に引く。三菱マテリアルのTAMAC194をよく見かける。
Cu 97.5%, Fe 2.3%
X線金属分析器 SUS316
鉄ニッケル銅
純銅に鉄やニッケルを添加した条。電子部品で使用されている。画像はDOWAのDK-3を分析したもの。
DOWA DK3技術サイト
Cu 99%, Fe 0.2%, Ni 0.15%
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X線金属分析器 SUS316
X線金属分析器 インコネル
X線金属分析器 真鍮
X線金属分析器 伸銅
X線金属分析器 SUS316
マグネシウム銅MSP1

純銅にマグネシウムを添加したMSPシリーズ。車載端子やリレーで使用されている。X線分析器ではマグネシウムが検出できず純銅と間違えてしまうため注意。純銅と比べるとものすごく硬い。レーザー分析器なら識別可能。
三菱マテリアルMSPシリーズサイト
CU 99.3%, Mg 0.7%

X線金属分析器 SUS316
チタン銅

純銅にチタンを3%添加した高強度銅合金。ベリリウム銅の代替品としてコネクタなどに使用されている。画像はJX金属のC1990を分析したもの。信じられないくらい硬い。
JX金属チタン銅サイト
Cu 97%, Ti 3%

X線金属分析器 SUS316
鉛銅
純銅に鉛を数%入れた銅合金。何に使われていたのかよくわからない。
Cu 95%, Pb 5%
X線金属分析器 SUS316
シリコンマンガン銅
純銅にシリコンとマンガンを添加したシリコン青銅。こちらも何に使われているのかよくわからない。
Cu 97%, Si 2%, Mn 1%
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X線金属分析器 SUS316
X線金属分析器 インコネル
X線金属分析器 SUS316
MX96

ニッケルとスズを添加した銅合金。三菱電機メテックスの開発合金。
Cu 80%, Ni 9%, Sn 6%

X線金属分析器 SUS316
コルソンハード

ニッケルとシリコンを添加したコルソン系合金。プラスチックの金型材に使用されている。画像は大和合金製を分析したもの。
Cu 90%, Ni 7%, 他いろいろ

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X線金属分析器 SUS316
X線金属分析器 インコネル
X線金属分析器 真鍮
X線金属分析器 伸銅
X線金属分析器 SUS316
丹銅C2200
銅と亜鉛の合金で真鍮よりも銅成分が高いもの。一般的にC2100~2400までが丹銅4兄弟である。
Cu 90%, Zn 10%
X線金属分析器 SUS316
セパC2600
銅と亜鉛の合金で一般的な黄銅。セパは銅成分が65~70%付近のC2600~2700黄銅のこと。基本的には銅と亜鉛以外の元素の混入はNG。銅成分が高いのでスクラップ評価額も高い。
Cu 70%, Zn 30%
X線金属分析器 SUS316
セパC2700
銅と亜鉛の合金で一般的な黄銅。セパは銅成分が65~70%付近のC2600~2700黄銅のこと。基本的には銅と亜鉛以外の元素の混入はNG。
Cu 65%, Zn 35%
X線金属分析器 SUS316
コーペルC2800
銅と亜鉛の合金で一般的な黄銅。セパよりも銅成分は低い。銅成分が59~62%付近。鉛を少量添加して打抜き性を高めたC3710があり、見た目では判断できないが曲げると硬い。コーペルに混入は厳禁。
Cu 60%, Zn 40%
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X線金属分析器 SUS316
X線金属分析器 インコネル
X線金属分析器 真鍮
X線金属分析器 伸銅
X線金属分析器 SUS316
真鍮C3604
一番よく使われる真鍮。黄銅との違いは鉛の有無で荷姿は丸棒かダライ粉。削りやすいのでパーマも長くならない。水道バルブなど削り出しで製造される。真鍮粉にビスマス粉を混ぜないようにしよう。
Cu 60%, Zn 37%, Pb 3.5%
X線金属分析器 SUS316
真鍮C3771
C3604に化学成分が似ている真鍮。バルブでよく使用されており、鍛造品として量産されている。C3604よりも鉛が少ないのが特徴。
Cu 58%, Zn 40%, Pb 1.5%
X線金属分析器 SUS316
真鍮C3710 鉛入り
黄銅条に鉛を添加して加工性を高めたもの。コーペルに混入して問題になることが多い。見た目ではコーペルとの違いは判断できないが曲げると硬い。コーペル打抜き材で硬いものは鉛入りである可能性が高いため要注意。
Cu 60%, Zn 39%, Pb 1%以下
X線金属分析器 SUS316
ビスマス黄銅

鉛レスの真鍮。C6801などがある。見た目で判断することは不可能。黄銅削り粉にビスマス系が混入してリサイクルの歩留まり低下が問題となる。伸銅メーカー向けでは重量%で0.01程度までと厳しく、混入させると賠償問題になることもある。
Cu 60%, Zn38%, Bi 1%以上

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X線金属分析器 SUS316
X線金属分析器 インコネル
X線金属分析器 真鍮
X線金属分析器 伸銅
X線金属分析器 SUS316
ネーバル黄銅
スズを多めに含んだ黄銅。海水に強いため船舶品によく使用されている。似たものにアドミラルティ黄銅があり、こちらはヒ素を0.05%ほど含んでいるため伸銅向けではNG。船舶系の削り粉は注意深く分析すること。
Cu 60%, Zn 38%, Sn 1%
X線金属分析器 SUS316
高力黄銅C6782
マンガンを含んだ黄銅。そのほか鉄、ニッケル、アルミを添加している。船舶パーツ、プロペラ、軸受けなど摺動部によく使われている。
Cu 60%, Zn38%, Mn Al Fe 微量
X線金属分析器 SUS316
高力黄銅CAC304C
マンガンを含んだ黄銅。鉄、ニッケル、アルミを多く添加している最強の高力黄銅。軸受けや耐摩耗板など摺動部によく使われている。
Cu 60%, Zn 25%, Mn Al Fe 数%
X線金属分析器 SUS316
エコブラス
ビスマス黄銅に並び、鉛レス黄銅の代表格。水道バルブによく使われEの刻印があるので分析しなくても判断可能。色も薄い。水道メーターではアズビル金門製がエコブラスを多用している。
アズビル金門水道メーター
CU 75%, Zn 22%, Si 3%
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X線金属分析器 SUS316
X線金属分析器 インコネル
X線金属分析器 真鍮
X線金属分析器 伸銅
X線金属分析器 SUS316
砲金BC6
銅にスズ、亜鉛、鉛を添加した青銅鋳物。水道管メーターなど土に埋めるバルブに使用される。砲金といったらBC6(CAC406)が多い。真鍮よりも銅成分が多く評価額も高い。
Cu 85%, Sn 5%, Zn 5%, Pb 5%
X線金属分析器 SUS316
砲金BC3
銅にスズ、亜鉛、鉛を添加した青銅鋳物。海水に強く船舶用によく使われる砲金CAC403。スズ濃度が高いのでBC6よりもスクラップ評価額は高くなる。
Cu 88%, Sn 10%, Zn 3%
X線金属分析器 SUS316
ビスマス青銅
銅にスズ、亜鉛、ビスマスを添加した鉛レスのビスマス青銅。BC6の鉛がビスマスに代替された製品。CAC901~903Bなどがある。愛知時計電機(みのもんたが筆頭株主)の水道メーターによく使用されている。
Cu 88%, Zn 5%, Sn 5%, Bi 1-2%
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ビスマスセレン青銅
銅にスズ、亜鉛、ビスマスを添加した鉛レスのビスマス青銅。BC6の鉛がビスマスに代替された製品。CAC911やCAC912などがある。微量のセレンが添加されているのが特徴。KITZのキーパロイが有名。
Cu 88%, Zn 5%, Sn 5%, Bi 1-2%, Se 0.2%
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アルミ青銅C6191
銅にアルミを添加した青銅。青銅と呼ぶわりにはスズが入ってない。その代わり鉄、ニッケル、マンガンを数%入れている。高力黄銅よりも色白く、磁石も引く。ALBC1
Cu 83%, Al 8%, 鉄 ニッケル マンガン 数%
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アルミ青銅C6241
銅にアルミを添加した青銅。青銅と呼ぶわりにはスズが入ってない。その代わり鉄、ニッケル、マンガンを数%入れている。高力黄銅よりも色白く、磁石も引く。ALBC2
Cu 83%, Al 10%, 鉄 ニッケル マンガン 数%
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アルミ青銅C6301
銅にアルミを添加した青銅。アルミ青銅の中ではニッケルが一番多い。船舶用のプロペラに使われている。ALBC3
Cu 78%, Al 10%, 鉄 ニッケル 5%, マンガン 数%
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鉛青銅
とにかく鉛が多い青銅。高圧油圧ポンプの部品のよく使われている。CAC602~CAC605があり、多くが10%以上の鉛を含む。茶釜など骨董品に鉛青銅は多い。
Cu 80%, Sn 10%, Pb 10%以上
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ローズブロンズ
銅にスズ、亜鉛、鉛を添加した青銅鋳物でBC6の代替品。カドミフリーで鉛も4%以下でRoHS指令対応品。
Cu 85%, Sn 5%, Zn 5%, Pb 4%以下
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リン青銅KLF5
低スズのリン青銅。ばね性、導電性が良いのでコネクタに使用されている。ふつうのリン青銅はスズ濃度が4~15%であるが、KLF5はPBC1の半分ほどしかスズを含んでいない。
KLF5 コベルコ
Cu 98%, Sn 2%, Fe P 少し


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リン青銅C5111
PBC1のリン青銅では一番スズが少ないC5111。条はコネクタなど電子部品に使用されている。
Cu 96%, Sn 4%, P 少し
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リン青銅C5102
PBC1のリン青銅。条はコネクタなど電子部品に使用されている。スズが5%バージョン。
Cu 95%, Sn 5%, P 少し
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リン青銅C5191
PBC1のリン青銅。条はコネクタなど電子部品に使用されている。スズが6%バージョンでC5111, C5102, C5191までがリン青銅1種にクラス分けされる。
Cu 94%, Sn 6%, P 少し
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リン青銅C5212
PBC2のリン青銅。条はコネクタなど電子部品に使用されている。スズが8%バージョンであり、ここからがリン青銅2種でクラスが高くなる。当然、スクラップ評価額も高いハイパーリン青銅。
Cu 92%, Sn 8%, P 少し
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リン青銅C5240
PBC2のリン青銅。条はコネクタなど電子部品に使用されている。2種以上は歯車などの鋳物に多く使われ、スズが12%以上のPBC3もある。
Cu 90%, Sn 10%, P 少し
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快削リン青銅C5341
リン青銅に鉛を入れて削りやすくした快削リン青銅1種。通常のリン青銅には鉛が入ってないので混入は厳禁。
Cu 93%, Sn 5%, Pb 1%,  P 少し
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白銅C7150
銅にニッケルを入れたキュープロと呼ばれる白銅。ニッケル濃度は10~30%と幅広い。100円玉も白銅。復水器のパイプや船舶用継手によく使われている。
Cu 70%, Ni 30%, Mn 少
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洋白銅C7451
銅にニッケルと亜鉛を入れた洋白銅。ニッケル濃度は10~30%と幅広い。500円玉は洋白銅。
Cu 65%, Ni 10%, Zn 25%, Mn 少
X線金属分析器 SUS316
ベリリウム銅25合金
銅にベリリウムとコバルトを添加した合金。25合金はベリリウムが多い高ベリタイプ。一番よく見かけるベリ銅と思われる。X線分析器はベリリウムの検出が不可能なのでコバルト濃度を手掛かりに識別可能。
日本ガイシ ベリリウム銅サイト
Cu 98%, Be 1.8%, Co 0.3%
X線金属分析器 SUS316
ベリリウム銅7合金
銅にベリリウム、ニッケル、アルミを添加した合金。7合金はベリリウムが少ない低ベリタイプ。X線分析器はベリリウムの検出が不可能なのでコルソン系と間違えないように注意。ベリ銅はX線分析器では分析できないと考えよう。
Cu 97%, Ni 2%, Be 0.3%, Al 0.3%
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ベリリウム銅11合金
銅にベリリウム、ニッケルを添加した合金。11合金はベリリウムが少ない低ベリタイプ。X線分析器はベリリウムの検出が不可能なのでコルソン系と間違えないように注意。ベリ銅はX線分析器では分析できないと考えよう。
Cu 97%, Ni 2%, Be 0.5%
X線金属分析器 SUS316
ベリリウム銅50合金
銅にベリリウム、ニッケル、銀を添加した合金。50合金はベリリウムが少ない低ベリタイプ。銀を添加した銅合金はめずらしいので、銀が入っていると50合金ではないかと想像はできる。
Cu 97%, Ni 2%, Be 0.3%, Ag 0.1%
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アルミ合金

アルミ1000系

A1000
純度99.9%以上の高純度アルミ。不純物がなく、とても柔らかい。画像は99.999%のアルミを分析したもの。
Al 99.9%
A1070
1000系の純アルミで純度が99.7%のもの。不純物は鉄でハンディー分析器では検出できないくらい少ない。1Sに分類される
Al 99.7%, Fe 少
A1050
1000系の純アルミで純度が99.5%のもの。鉄が0.3~0.4%程含まれている。1Sや2Sを仕分けする時はアルミ濃度よりも鉄濃度に注目すべき。印刷版が有名。
Al 99.5%, Fe 0.3%
A1100
1000系の純アルミで純度が99%のもの。鉄が0.5%以上、銅も0.1%ほど入っているのでA1100と判断できる。マンガンや亜鉛も含まれているので1Sとの違いは大きい。2Sと呼ばれる
Al 99%, Fe 0.5%以上, Cu 0.1%
A1200
A1100よりも鉄分が多い純アルミ。ホイルのような箔によく使われている。2Sに分類する。
Al 99%, Fe 0.7%以上
A8079
純度が99%を切ったアルミ。A1100の鉄が多いバージョンでパリパリしている。ホイルやガムや薬の包み紙によく使用されている。2Sでいいんでしょうか?
Al 99%, Fe 1%以上
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アルミ2000系ジュラルミン

A2014
アルミに銅を入れた2000系のジュラルミン。鍛造によく使われている。A2017と規格が重なっているので識別は難しいがA2014よりもシリコンが若干多めに添加されている。
Al 93%, Cu 4%, Mn 0.7%, Mg 0.5%
A2017
アルミに銅を入れた2000系のジュラルミン。A2014と規格が重なっているがA2017のほうがメジャーと思われる。
Al 93%, Cu 4%, Mn 0.7%, Mg 0.5%
A2024
アルミに銅を入れた2000系の超ジュラルミン。航空宇宙でよく使用されている。A2017を強くしたもの。
Al 92%, Cu 5%, Mn 0.7%, Mg 1.5%
A2219
アルミに銅を入れた2000系の超ジュラルミン。マグネシウムがほぼ入ってない2000系アルミだが銅が多い。航空宇宙部品に使用される。
Al 93%, Cu 6%
A2011
2000系アルミにビスマスと鉛を入れて加工性を良くしたもの。削りやすいのでダライ粉に入っていることが多い。RoHS規制をクリアしてないので近年は鉛レス品に置き換わってきたが、原料としてビスマスと鉛入りは使いにくいので単品にすること。
Al 93%, Cu 5%, Bi 0.3%, Pb 0.3%
CB156
2000系アルミにビスマスとスズを入れて加工性を良くした鉛レス合金。A2011の代替品。RoHS規制をクリアして近年はよく使用されているが、リサイクル原料としてはビスマスとスズが入っているので混入はさけたい。UACJ、昭和電工G23をよく見かける。
昭和電工G23サイト
Al 93%, Cu 5%, Bi 0.5%, Sn 0.5%
CB256
2000系アルミにビスマスを入れて加工性を良くした鉛レス合金。A2017の代替品。リサイクル原料としてはビスマスが入っているので混入はさけたいところ。UACJ、昭和電工材をよく見かける。
UACJ 鉛フリー快削アルミ技術サイト
Al 93%, Cu 5%, Bi 1%
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アルミ3000系 マンガン

A3003
アルミにマンガンを添加した3000系。アルミ屋根によく使われている。マンガンが入っているので1000系よりも強度が強い。
Al 98%, Mn 1%
A3004
アルミにマンガンとマグネシウムを添加した3000系。A3003の強化バージョン。アルミ缶のボディによく使われている。
Al 97%, Mn 1%, Mg 1%
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アルミ5000系

A5052
アルミにマグネシウムを添加した5000系。A5052は一番多く使われているアルミ合金である。マグネが少ないA5005もある。52Sの識別チェックの際はクロムが0.2%以上あることを確認する。丸棒よりも板材に多いイメージ。軽圧メーカー向けの良質な原料となる。
Al 97%, Mg 2.5%, Cr 0.2%
A5056
アルミにマグネシウムを添加した5000系。A5052よりもマグネが多い。52Sよりも削りやすくアルマイトが綺麗なので表側の部品に使われる。荷姿は丸棒が多い。52Sに混ぜないようにすること。
Al 95%, Mg5%
A5083
A5056にマンガンを添加した合金アルミ。耐食性も溶接性も良いため船舶タンク、プロパンタンクに使われている。板材もありA5052に混入させるとマンガン値が上がるため軽圧メーカー向けの原料では注意すること。
Al 94%, Mg 4.5%, Mn 0.7%
A5182
A5056にマンガンを添加した合金アルミ。アルミ缶のフタに使われている。A5083よりもマンガンは少ない。薄板に多く52Sに混ざっていることがある。A5052に混入させるとマンガン値が上がるため軽圧向けの原料では注意すること。
Al 94%, Mg 4.5%, Mn 0.3%
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アルミ6000系 サッシ

A6063
微量のマグネシウムを添加したアルミ合金。アルミサッシが代表。押出性が良く、耐食性も純アルミに匹敵するので建材に使われる。A6063は銅濃度はほぼ0%で、銅が0.1%以上入っていたら類似のA6N01系に分類される。亜鉛も0%。
1Sにマグネを入れただけなので分析器ではうまく識別できないことがある。削って柔らかい物なら1S、硬ければ63S。
Al 99%, Mg 0.5%, Cu 0%
A6061
A6063の強化バージョンでマグネシウムと銅を多くいれている。マグネが少ないA6N01も存在するが、銅が0.1~0.3%ほど入っているのでA6063ではなくA6061系に仕分ける。アルミトラスで強度が高そうなやつは61系。
Al 98%, Mg 1%, Cu 0.3%
A6262
A6061にビスマスと鉛を添加して加工性を良くしたもの。RoHS規制に対応してないので近年では鉛レス合金に置き換わってきたが、ビスマスと鉛が入っているので混入は避けよう。
Al 97%, Mg 1%, Bi 0.5%, Pb 0.5%, Cu 0.3%
GT209
A6262の代替品。鉛レス合金でその代わりビスマスとスズを添加して加工性を良くしたもの。RoHS規制に対応しているので近年増えてきた快削アルミである。環境には良いがスズとビスマスが入っているのでリサイクル原料としては歩留まりが悪いので混入に注意。
Al 97%, Mg 1%, Bi 0.5%, Sn 0.5%, Cu 0.3%
A6111
軽量化のために自動車用アルミによく使われるA6111系アルミ。A6063とA6061の中間タイプ。自動車用アルミは湯流れをよくするためにシリコンも通常より多めに添加している。
Al 97%, Cu 1%, Mg 0.5%
プリウスボンネット
解体した旧型プリウスのボンネットを分析したもの。基本的にはA6063系でシリコンが多め。ボンネットは通常ハイテン材を使用するが、これで強度が足りるのか不安に思う。現行モデルはもう少し強度を持たせていることを祈る。
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アルミ7000系 超々ジュラルミン

A7075
アルミに亜鉛、銅、マグネシウムを添加した超々ジュラルミン。航空宇宙でよく使われ、とにかく丈夫で硬い合金。7000系の代表格である。
Al 90%, Zn 6%, Mg 2.5%, Cu 1.5%, Cr 0.3%
A7050
アルミに亜鉛、銅、マグネシウムを添加した超々ジュラルミン。航空宇宙でよく使われ、とにかく丈夫で硬い合金。A7075よりも亜鉛濃度が高く、ジルコニウムが微量添加されているのが特徴。
Al 88%, Zn 7%, Mg 2%, Cu 2%, Zr 0.1%
A7N01
アルミに亜鉛、マグネシウムを添加した超々ジュラルミン。7000系で銅を入れてないバージョンである。新幹線には銅を含有していないA6N01やA7N01が使われている。強度は大丈夫かと心配してしまうが、ダブルスキン構造で強度と軽量化を実現している。E7かがやき(産業新聞社記事より)
Al 92%, Zn 4.5%, Mg 1.5%
A7005
アルミに亜鉛、マグネシウムを添加した超々ジュラルミン。7000系で銅を入れてないバージョンである。A7N01と成分値はほぼ同じ。
Al 92%, Zn 4%, Mg 1.5%, Mn 0.5%
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アルミ鋳物 ダイカスト

AC2B
鋳造用のアルミ合金。鋳造2種では最も使用されており、自動車のシリンダーに多い。砂型や低圧鋳造で作られる。ADC12と比べるとシリコンが半分。
Al 90%, Si 6%, Cu 3%
AC4A
鋳造用のアルミ合金。ブレーキドラムなどに使用される。アルミ鋳物という感じがする。
Al 90%, Si 9%, Mg 0.5%
AC4C
鋳造用のアルミ合金。銅を添加していない鋳物。シリンダーに使われている。自動車ホイールは4Cの不純物を厳しくしたAC4CHを使っている。
Al 90%, Si 7%
AC8A
鋳造用のアルミ合金。ニッケルを添加したアルミ鋳物で二輪のピストンによく使われている。砂型や低圧鋳造で作られる。
Al 82%, Si 13%, Cu 2%, Ni 1%
ADC12
ダイカスト用のアルミ合金。エンジンといえばADC12というくらい普及している。エンジンの再生塊ではマグネシウム値が0.3%以下と厳しい規定がある。Mg系のADC6やAC7Aがあるため混入には注意。マグネエンジンも当然NG。
Al 84%, Si 11%, Cu 2%, Fe 1%
ADC6
ダイカスト用のアルミ合金で、船舶など耐食性を求める用途に使用されている。ADC12だと勘違いしてエンジン再生塊の原料として出荷すると成分不良となる。成分値は5000系アルミと同等である。ダイカストや機械アルミにも5000系が存在すると思ったほうが良い。
Al 94%, Mg 3.5%, Fe 0.8%
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錫入りアルミとクラッド材

AJ1
軸受用のアルミ合金。すべり軸受け材料に使用されており、スズが5%以上添加されている。かなり特殊なスクラップで鉄板と張り合わせのものが多い。アルミ精錬や脱酸アルミメーカーで見かけるが、当然NGな原料。
Al 80%, Sn 10%以上
SAE770
軸受用のアルミ合金。AJ1よりもメジャーかもしれないが、スズが5%以上添加されている。鉄板と張り合わせ材や厚肉軸受もある。リサイクル原料としては非常に使いにくい。
軸受用アルミ合金 技術資料
Al 90%, Sn 5%以上
A4343 ラジエーター
ラジエータで使用されるクラッド材。芯はA3003系で両面のろう材にA4343を張り合わせている。耐食性をアップさせるために亜鉛を添加することもある。
日本軽金属 ブレージング
Al 90%, Si 7.5%, Zn 1~3%
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ニッケル合金

インコネル

インコネル600
ニッケル、クロム、鉄系のニッケル合金。ボルト、ナット、ワッシャー、フランジなど1100℃を超える環境でも耐えられる。ニッケル濃度が多いためインコ系でも高価な部類。
Ni 73%, Cr 16%, Fe 9%
インコネル601
ニッケル、クロム、鉄系のニッケル合金。ボルト、ナット、ワッシャー、フランジなど1200℃を超える環境でも耐えられる。機能的にはインコネル600の強化版。
Ni 60%, Cr 23%, Fe 15%, Al 1%
インコネル617
ニッケル、クロム、コバルト、モリブデン系のニッケル合金。600系では一番高価か?
Ni 53%, Cr 23%, Co 10%, Mo 8%
インコネル625
ニッケル、クロム、モリブデン、ニオブ系のニッケル合金。他のインコネルに比べて溶接しやすいせいかプラントのパイプによく使われている。
Ni 60%, Cr 23%, Mo 8%, Nb 4%
インコネル718
ニッケル、鉄、クロム、モリブデン、ニオブ系のニッケル合金。析出硬化させてガスタービンなどに使用される700系インコ。航空宇宙系のインコといえば718な気がする。
Ni 50%, Fe 20%, Cr 20%,Mo 3%, Nb 5%
IN713
ニッケル、クロム、アルミ、モリブデン系のニッケル合金。ガスタービンによく使用されている。
Ni 70%, Cr 13%, Al 5%, Mo 4%
GTD111
ジェットエンジンのタービンブレード第一世代に使用される超合金。コバルト、チタン、タングステン、タンタルなど多くの元素を添加したもの。見た目もカッコいいが化学成分もすごい!
MGA2400
発電ガスタービン用に開発されたニッケル合金。もはや添加元素が多すぎてよくわからない合金だがタンタルが添加されている。
MGA2400静翼用の開発資料
Ni 47%, Co 18%, Cr, 18%, W 6%, Ti 4%, Ta 1%, Nb 1%
インコネルX750
ニッケル、クロム、鉄、チタン、ニオブ系のニッケル合金。タービンに使用される。あまり見かけない高合金だけにスクラップ価格もインコ系ではトップクラス。
Ni 70%, Cr 15%, Fe 8%, Ti 2.5%, Nb 1%
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ハステロイ

ハステロイC276
耐食性を高めたニッケル、モリブデン系のハステロイC276。半導体工場などでよく使用されている。ハステロイでは一番見かける気がする。類似品でハステロイC22がある。
Ni 58%, Mo 15%, Cr 15%, Fe 5%, W 3%
ハステロイX
ニッケル濃度が50%以下のハステロイX。ハステロイ系では比較的価格は低い。
Ni 48%, Cr 20%, Fe 20%, Mo 8%
ハステロイB2
ニッケルとモリブデンが多いハステロイB2。兄弟のハステロイB3もいる。
Ni 70%, Mo 28%
ハステロイG3
ニッケル濃度が50%以下のハステロイG3。ハステロイ系では比較的価格は低い。兄弟にハステロイGがいる。
Ni 45%, Cr 22%, Fe 20%, Mo 6%
MAT21
ハステロイにタンタルを添加しためずらしい合金。
Ni 60%, Cr 18%, Mo 18%, Ta 1%
ハステロイC22
C276の兄弟にあたるC22。塩化物に強く、C276と化学成分はほぼ同じ。
Ni 58%, Cr 22%, Mo15%, Fe 3%, W 3%
ハステロイC2000
ニッケル濃度が60%のハステロイC2000。銅を添加したハステロイは珍しく、塩化物だけでなく硫酸にも強い。化学プラントのボルトやネジ使用されているがあまり見かけない。
Ni 60%, Cr 22%, Mo 15%, Cu 1.5%
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パーマロイ

パーマロイPB
45%ニッケルのパーマロイPB。磁気シールドによく使用されている。
Ni 45%, Fe 53%
パーマロイPC1
78%ニッケルのパーマロイPC1。磁気シールドによく使用されている。
Ni 78%, Fe 15%, Mo 5%
パーマロイPC2
78%ニッケルのパーマロイPC2。PC1に銅を添加したもの。
Ni 78%, Fe 13%, Mo 5%, Cu 3%
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コバール
鉄にニッケル、コバルトを添加した合金。常温での熱膨張率がガラスやセラミックと近いので電子部品によく使用されている。
Fe 55%, Ni 30%, Co 15%
インバー
鉄にニッケルを添加した合金。-250~200℃の広範囲で熱膨張率が低い。
Fe 64%, Ni 36%
快削インバー
インバーにチタンを添加して削りやすくした合金。
Fe 64%, Ni 36%, Ti 少々
スーパーインバー
インバーよりも熱膨張率が小さい合金。インバーにコバルトを添加したもの。
Fe 55%, Ni 36%, Co 5%
快削スーパーインバー
スーパーインバーにチタンを添加して削りやすくした合金。
Fe 62%, Ni 36%, Co 5%, Ti 少々
コンスタンタン
ニッケルに銅を添加したニッケル銅合金。電気抵抗用に熱電対に使用される。
Ni 45%, Cu55%
クロメル
熱電対に使用される特殊ワイヤー線。
Ni 90%, Cr 10%
アルメル
熱電対に使用される特殊ワイヤー線。
Ni 95%, Mn 3%, Al 2%
Nimonic75
ニッケルにクロムを添加した合金。
Ni 80%, Cr 20%
インコロイ800
高温下での耐食性、耐酸化性が良いニッケル30%のインコロイ。ニッケル合金の中ではニッケル濃度が低いので評価額も低い。
Fe 45%, Ni 30%, Cr 20%
インコロイ825
高温下での耐食性、耐酸化性が良いニッケル40%のインコロイ。
Ni 40%, Fe 30%, Cr 20%, Mo 3%, Cu 2%
モネル400
ニッケルに銅を多く添加したニッケル銅合金。
Ni 65%, Cu 32%
モネルK500
ニッケルに銅を多く添加したニッケル銅合金。モネル400の強化版でアルミとチタンを添加している。
Ni 63, Cu 32%, Al 3%
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X線金属分析器 SUS316
X線金属分析器 インコネル
X線金属分析器 真鍮
X線金属分析器 伸銅
X線金属分析器 SUS316
Rene 142
B767-300ERやB747-400搭載のジェットエンジンタービンブレード。GE製CF6-80高圧1段目。遮熱コーティングはAl系

X線金属分析器 SUS316
Rene 125
B737-500等、第二世代737で使用されたGE製CFM56-3の高圧タービンブレード。遮熱コーティングはPt-Al系で一方向凝固DS。
X線金属分析器 SUS316
PWA1484
B757-300用として1995年に開発されたプラットアンドホイットニー製PW2000シリーズ、高圧1段目のタービンブレード。レニウムを3%添加している単結晶材の第二世代
X線金属分析器 SUS316
PWA1426
エアバスA320やMD-90に搭載されているIAE V2500エンジンの高圧2段目。
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X線金属分析器 インコネル
X線金属分析器 真鍮
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PWA1480
PW2000高圧タービンブレード。レニウムを含まない単結晶第一世代。
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CMSX-4
レニウムを3%含んだ単結晶第二世代タービンブレード。
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Rene N5
B737-500等、第二世代737で使用されたGE製CFM56-3の高圧タービンブレード。単結晶第二世代。
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MAR M002
ロールスロイス製RB211-535高圧タービン。
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チタン合金

CPチタン
高純度のチタン。Grade1~4に分類されて若干の鉄を含んでいる。アルミ、バナジウムなどの合金成分は含んでいない。
Ti 99.5%以上, Fe 少々
チタンパラジウム
高純度のチタンにパラジウムを添加した耐蝕チタン。チタン11~12種。薬品に強く王水にも耐える。パラジウムを0.15%ほど含んでいるため評価額は相応に高い。Ru添加バージョンもある。見かけないですが。
Ti 99.5%, Pd 0.15%
6-4チタン
チタンにアルミとバナジウムを添加したGrade5の合金。通称は6-4チタン。チタン合金の代名詞である。
Ti 90%, Al 6%, V 4%
3-2.5チタン
チタンにアルミとバナジウムを添加したGrade9の合金。6-4チタンの合金成分を半分にしたハーフバージョン。
Ti 94%, Al 3%, V 2.5%
15-3-3-3チタン
チタンに添加物をたくさん入れたβ合金。割と見かける。
Ti 73%, V 15%, Sn 3%, Cr 3%
形状記憶合金
チタンにニッケルを多く添加した形状記憶合金。ワイヤーに使用されているNi-Ti系合金。コバルトや銅を添加した合金もある。
Ni 55%, Ti 45%
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